放送55周年記念『マイティジャック 資料写真集』（仮称）発行のお知らせ

2023.04.06|

55年前の本日４月６日、特撮作品『マイティジャック』の放送が開始されました。
放送55周年を記念し、『マイティジャック』及び『戦え！ マイティジャック』関連の写真や資料を収録した書籍を2023年内に発行いたします。
成田亨氏のデザインによる魅力あふれるメカを中心に、可能な限り多くの写真や資料を網羅した書籍を目指します。

ATACではこれまで 『マイティジャック』及び『戦え！ マイティジャック』に登場するメカのミニチュアを須賀川特撮アーカイブセンターで収蔵し、「庵野秀明展」はじめ展覧会やイベントで公開するなど、アーカイブ活動を行ってきました。
本書でも編集協力として携わります。
どうぞよろしくお願いいたします。

『マイティジャック 資料写真集』（仮称）
2023年内発売予定
責任編集／庵野秀明
監修／円谷プロダクション
編集・発行／カラー
編集協力／アニメ特撮アーカイブ機構（ATAC）
販売／グラウンドワークス：

光学合成技師・飯塚定雄氏逝去のお知らせ

2023.03.30|

光学作画の第一人者として多くの特撮作品でご活躍された飯塚定雄さんが、3月24日午前9時10分、誤嚥性肺炎のため、お亡くなりになりました。享年88歳。
心よりご冥福をお祈りいたします。
なお、ご葬儀は家族葬で執り行われる予定です。

飯塚定雄（いいづか・さだお）
1934年、東京生まれ。高校時代に洋画家の東郷青児に絵画を学ぶ。
同時に東宝撮影所のアルバイトとして『ゴジラ』（1954）から『空の大怪獣ラドン』（1956）まで様々な映画の美術助手を担当する。
1957年ごろ円谷英二に光学作画の担当をすすめられ、その後は東宝特撮作品の隆盛を支え、円谷プロで『ウルトラマン』（1966）のスペシウム光線など多数の仕事をこなして光学作画の第一人者に。
円谷英二の死後に、デン・フィルム・エフェクトを設立した。
2015年、長年にわたって光学合成に従事した功績から「平成27年度 文化庁映画賞 映画功労部門」を受賞。
後進の指導にも携わり、近年では『シン・ウルトラマン』（2022）で光学作画を担当。

飯塚定雄、松本肇・著『光線を描き続けてきた男　飯塚定雄』（洋泉社、2016）記載のプロフィールより

（一部加筆修正、敬称略）

賛助会員名簿を更新しました

2023.03.08|

新たに賛助会員をお迎えし、
ご希望があった方のお名前を
Web賛助会員名簿に掲載しました。

新会員のみなさま、ご入会ありがとうございます。
これからもATACをどうぞよろしくお願いいたします。

#ATAC #アニメ特撮アーカイブ機構

賛助会員名簿

認定取得のお知らせと理事長・庵野秀明のコメント

2023.01.17|

本日2023年1月17日、ATACは東京都より認定を受け、「認定特定非営利活動法人（認定NPO法人）」となりました。

本日以降は、ATACへのご寄付は税控除の対象となります（詳しくは「ご寄付に伴う税制優遇について」をご覧ください）。

認定取得に際し、理事長の庵野秀明より、一言申し上げます。

 

 

この度、ATACが認定を取得できたことを大変ありがたく思います。

これも、寄付サポーターや賛助会員の皆様の厚いご支援、関係各位の熱いご協力、そしてアニメや特撮を愛する皆様の深いご理解とご支持があったからこそだと思います。

改めて感謝致します。

本当にありがとうございます。

認定によりATACへの寄付が税制優遇の対象になり、ATACはより一層公益に資する活動を求められ、心機一転、身の引き締まる思いを感じています。

アニメや特撮作品を形にする為に描かれ、造られた様々な中間制作物や資料、関係者の方々が遺された言葉や文章等、その存在と文化的意義を世に広め後世に遺す為に行動すべき事はまだまだあります。

ATACがアニメや特撮の為により充実した活動を、今後も続けていければと切に思います。

どうか皆様、引き続きお力をお貸しください。

よろしくお願い致します。

認定NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構　理事長　庵野秀明（アニメと特撮ファン）