「賛助会員名簿」を公開しました

新たに「賛助会員名簿」のページを追加し、
アニメ特撮アーカイブ機構の目的に賛同し、
賛助会員としてご支援いただいている皆様のお名前を掲載しています。
※名簿掲載は希望者のみです
初回は今年5月までに入会された方を公開いたしました。
ご入会いただき、ありがとうございます。
6月以降のご入会者も、順次更新予定です。
2021-07-07T14:55:20+09:002021.07.07|

3Ⅾスキャニングによるデジタルアーカイブの試み

「日本特撮アーカイブ」は、文化庁の委託を受け、森ビル株式会社が事務局となり、2012年度から日本特撮に関する調査(註1)やオーラルヒストリーの記録などを行ってきたプロジェクトです。庵野秀明、氷川竜介、樋口真嗣、尾上克郎、原口智生、三池敏夫ら、2017年設立のATACのメンバーが参加し、現在も継続しています。
2018年度には中間制作物(ミニチュアなど)の修復・復元を推進するため、文化庁メディア芸術アーカイブ推進支援事業(註2)の助成のもと、「日本海大海戦」(1969)に登場する戦艦三笠のミニチュアの修復を実施。2019年度には須賀川特撮アーカイブセンターへの収蔵品のリスト化作業を実施、2019年11月に開館した特撮アーカイブセンターの収集保管活動に貢献しました。
2020年度は新たな試みとして、怪獣の着ぐるみなど立体物の3Ⅾスキャニングを行い、デジタルアーカイブ化を試行しました。
着ぐるみなどのラテックス(ゴム)製の造形物は経年劣化が著しく、これまでの調査からどのような対策を施しても永続的な保管は難しいと言われています。古いものは加水分解が進み、当時の形状が崩れてしまっています。これらの経年劣化が避けられないのであれば、デジタルデータとして永続的に残せないかと考え、3Ⅾスキャニングに挑戦したのです。
スキャンするのは、「ウルトラマン」(1966~67)第19話「悪魔はふたたび」に登場した怪獣、アボラスとバニラの頭部です。また比較対象として、ラテックス製以外の造形物である「電人ザボーガー」(1974~75)に登場したロボット、ストロングザボーガーのマスクもスキャニングを実施しました。いずれもこの世にひとつしか残存していない貴重な中間制作物です。(協力:円谷プロダクション、西村祐次、ピー・プロダクション)


アボラス/バニラ/ストロングザボーガー

今回は、「ハンディスキャナー」と「フォトグラメトリ(専用スタジオ)」「フォトグラメトリ(簡易スタジオ)」という3つの手法で3Dスキャニングを行い、データの精度や色の再現性などを検証し、今後の3Ⅾデジタルアーカイブに最適な方法を検討しました。(3Dスキャニング:ケイズデザインラボ)
フォトグラメトリ(Photogrammetry)とは、被写体をさまざまなアングルから撮影し、そのデジタル画像を解析、統合して立体的な3ⅮⅭGモデルを作成する手法です。フォトグラメトリは3Ⅾスキャナーのような特殊な機器が不要で、通常の写真だけで生成できることが特徴で、デジタルカメラを用いた3次元測定機に応用されています。


フォトグラメトリによる3Ⅾスキャニング

一方、ハンディスキャナーは、フラッシュ時、フリンジパターン(縞模様)投影とともに画像取得を同時に行い、画像解析技術により、複数の画像のずれから、三次元データ化する手法です。


ハンディスキャナーによる3Ⅾスキャニング

また、スキャニングを行う前に、それぞれの状態を詳しく調査しました。アボラスとバニラの調査では、内部に瞼や顎を動かしていたと思われる機構、眼を光らせるための電球などの存在を確認。ストロングザボーガーは、表面に撮影中の再塗装と思われる痕などを確認しました。

今回、フォトグラメトリでデジタルデータ化したアボラス、バニラ、ストロングザボーガーの3Ⅾモデルは、下記のリンクより、360度自由に操作しながらの閲覧が可能です。
(※スマホの方は、各リンク先からご覧ください)

<アボラス>
https://skfb.ly/6YPXz

 

<バニラ>
https://skfb.ly/6YPXB

 

<ストロングザボーガー>
https://skfb.ly/6YPXC

(註1)参考リンク:メディア芸術カレントコンテンツ「日本特撮に関する調査」
https://mediag.bunka.go.jp/article/tokusatsu_report-916/
(註2)文化庁 メディア芸術アーカイブ推進支援事業:日本の優れたメディア芸術(アニメーション・マンガ・特撮・ゲーム・デジタル技術を用いて作られたアートなど)作品の保存及びその活用・公開等を支援し、メディア芸術を振興するために文化庁が実施する事業です。特に散逸や劣化の危険性が高い作品を中心に、保存や活用、調査研究などの活動を支援しています。

©円谷プロ
©ピープロダクション

2021-02-24T10:51:23+09:002021.02.24|

新年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

2021年もATACはアニメと特撮のアーカイブ活動に努めて参ります。

どうぞよろしくお願いいたします。

2021年が皆さまにとって良い年となることをお祈りいたします。

#アニメ特撮アーカイブ機構 #ATAC #謹賀新年 #2021年

2020-12-31T14:34:59+09:002021.01.01|

寄付金受領書の発行時期変更のお知らせ

2020年11月1日以降のご寄付に関して、
寄付金受領書の発行時期(タイミング)を変更いたします。

現在月に2度発行のタイミングを設けておりますが、
以降は、年に1度とさせていただき、
「1/1~12/31にご入金が確認できた寄付について、翌年1月下旬頃にまとめて発行」といたします。
毎年、年末に締めて一年分のご寄付額の合計金額で作成し、発行する、という流れになります。

2020年10月末日までは、
毎月1日~15日までにご入金を確認できたご寄付については当月末、
16日~末日ご入金分については翌月15日までに、
「寄付金受領書」を作成してお送りいたしますが、
2020年11月1日以降は同じタイミングではご寄付拝受のお礼のみとさせていただき、
寄付金受領書は年に1度の発行になります。

従いまして、2020年11月1日にご寄付をいただいた場合、
寄付金受領書の発行は来年2021年1月下旬頃の発送になります。何卒ご了承くださいませ。

ご不明点などありましたら、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。

2020-10-20T20:14:48+09:002020.10.20|

『月刊ニュータイプ』8月号 特集「未来へのアーカイブ」への掲載のおしらせ

全国書店で好評発売中の『月刊ニュータイプ』8月号(KADOKAWA)の特集「未来へのアーカイブ」に、ATACもご協力させていただき、下記の記事が掲載されています。

Production I.Gの山川道子さんと、ATAC・三好寛、辻壮一によるオンライン対談では、「企業とNPO法人」として、それぞれのアーカイブ活動について語り合いました。
氷川竜介・ATAC理事も、明治大学大学院特任教授として短文を寄せています。

同特集では、「老舗スタジオの奮闘」として、トムス・エンタテインメント、エイケン、東映アニメーションでのアーカイブ活動を紹介し、「学術的視点から」として、明治大学国際日本学部准教授・森川嘉一郎さんのインタビューも掲載しています。

(月刊ニュータイプ公式サイト)
https://webnewtype.com/magazine/

ぜひご覧ください!

2020-08-27T16:18:37+09:002020.07.15|

「特撮の日」記念イベント NHK大河ドラマ「いだてん」スペシャルトークのお知らせ

7月7日「特撮の日」(円谷英二監督の誕生日ということで登録されました)を記念し、須賀川市で、NHK大河ドラマ「いだてん」スペシャルトークを開催します。
主催の特撮文化推進事業実行委員会にはATACも参画しております。

イベントには、「いだてん」VFXスーパーバイザーでありATACメンバーの尾上克郎が登壇し、「いだてん」VFXプロデューサー結城崇史氏と語り合います。
「いだてん」ではミニチュア特撮の技が随所に活用されています。
トーク会場では、日本橋をはじめ劇中に登場するミニチュアを展示しています。
皆様、ぜひ須賀川にお越しください!

「特撮の日」記念イベント NHK大河ドラマ「いだてん」スペシャルトーク
期日:2019年7月7日(日)午後2時~3時30分
場所:須賀川市民交流センターtette たいまつホール (福島県須賀川市中町4番地1)
定員:100名
参加料:無料(事前申し込み制)

申込:観覧を希望する方は、往復はがきでお申し込みください。なお、応募者多数の場合 は抽選となりますのでご了承願います。詳細は下記の須賀川市ホームページをごらんください。
申込締め切り:6月25日(火)必着
結果通知はがき発送:6月28日(金)予定

http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/16146.htm

主催:特撮文化推進事業実行委員会

【「特撮の日」について】
特撮文化推進事業実行委員会では、「特撮」を誇るべき文化として後世に受け継ぎ、より多くの方にその魅力を知ってもらうため、福島県須賀川市出身で「特撮の神様」とも称される円谷英二監督の生誕日である7月7日を「特撮の日」として、一般社団法人日本記念日協会 に申請し登録されました。

【特撮文化推進事業実行委員会について】
特撮を日本の誇るべき文化として確立するとともに、関連分野との連携で多様な価値を生みだし、特撮文化の継承、発展、創造へとつなげるために、福島県、須賀川市、特定非営利活 動法人アニメ特撮アーカイブ機構、学校法人国際総合学園 FSG カレッジリーグ国際アート&デザイン大学校、須賀川商工会議所などが連携し、2018年11月に特撮文化推進事業実行委員会を設立しました。

2019-06-12T11:36:08+09:002019.06.12|

ATAC特集掲載の『CONTINUE』vol.59が発売中です。

ご案内が遅くなってすみません。

全国書店で好評発売中の『CONTINUE』vol.59(太田出版)にて、ATAC特集が掲載されています。

主な内容は以下の通りです。

・扉絵『宇宙猿人ゴリ』(1971年)のイラスト(ATACにて保存)

・田中圭一レポートマンガ「行け! 行け! ATAC ボクらをのせて~」

・氷川竜介(理事)×三好寛(事務局長)対談「ATACとは何か?」

詳しくはこちらもご覧ください。

http://www.ohtabooks.com/continue/vol59/

未見の方、ぜひ、御覧ください!

2019-06-11T16:56:42+09:002019.06.11|

寄付のお願い

ATACのさまざまな活動をより充実させるために、みなさまからの寄付をお願いいたします。

詳しくは、「寄付のお願い」のページをご覧ください。

アニメや特撮を愛するみなさま、寄付サポーターとしてATACの活動を支えください。

どうか、よろしくお願いいたします。

2019-01-11T18:36:08+09:002019.01.11|

特撮文化推進事業実行委員会設立と記念シンポジウム開催

11月3日、福島県や須賀川市など関係機関が連携して「特撮文化推進事業実行委員会」が設立されます。

ATACも実行委員会に参画し、特撮文化を後世に受け継ぎ、多様な価値を創出する活動に協力します。

また、実行員会設立を記念して、下記の「特撮シンポジウム」を開催いたします。ぜひ、お越しください。

特撮文化推進事業実行委員会設立記念 特撮シンポジウム
日時:11月3日(土・祝)13:30~
場所:福島県須賀川市役所4F 大会議室
定員:200名(事前申し込み・入場無料)
テーマ:メカ特撮の魅力~作り手の技術と魂~(福島県須賀川市出身の円谷英二監督が手がけた「メカ特撮」の魅力を語る)
パネリスト(50音順):庵野秀明、尾上克郎、原口智生、樋口真嗣、三池敏夫
展示:マイティジャック号 『マイティジャック』(1968年)
お申し込みや詳細は、下記の須賀川市ホームページをご覧ください。

http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/item/20611.htm#ContentPane

2018-10-09T10:03:50+09:002018.10.05|

特撮のDNA展が東京で開催

12月19日から来年1月27日まで、東京・蒲田の日本工学院専門学校「ギャラリー鴻」にて、展覧会「特撮のDNA―『ゴジラ』から『シン・ゴジラ』まで―怪獣王、蒲田来襲!」(仮称)が開催されます。

ATACも展示協力として携わっています。ぜひ、お越しください。

詳しくは、下記サイトをご参照ください。

https://www.jtbcom.co.jp/news/2018/673.html

2018-10-04T16:56:22+09:002018.10.04|
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